2007年作品解説

 ここでは、2007年に製作した作品群の解説をしています。

 

「作品だけ見たいよ!!」という方はgalleryページへお願いします。

 

 

この年のトータルの印象というか思い出としては、イラスト→絵画への移行途中でまだ作風が定まっていないため、非常に不安定です。

 

現在愛用の「ホルベイン不透明水彩」はこのころまだ所有しておらず、どの作品も同じホルベインの透明水彩で着色されています。

 


「ご近所柴犬シリーズ さくら」

 

スケッチに簡易な色付けをしたものです。

 

当時は東区の片山八幡裏に居を構えていたため、毎年瀬戸電沿いの桜を楽しんでおりましたが、そんな思い出の桜並木の下をよく一緒に散歩した犬仲間が”さくら”です。

 

大人しい柴犬でして、まぁこちらのご主人がメロメロになっておりました。

 

いつの世も犬と人は切っても切れない仲なのです。

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 画用紙 A5サイズ


「ご近所柴犬シリーズ ぷぅ」

 

こちらもスケッチに簡易な色付けをしたものです。

 

このモデル犬の「ぷぅ」は当時14才のおじいさんで、これを飼い主さんに差し上げてしばらくしてから亡くなったのですが、

 

まぁ大変食いしん坊な犬でした(笑)

 

ササミジャーキーのために一生懸命「伏せ」をしていた姿とその後の笑顔が印象的な好好爺です。

 

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 画用紙 A5サイズ


「ゴールデン・レトリバー ソフィ」

 

これも当時の散歩仲間の犬です。 

我が家の犬(柴犬)は同じレトリバーでもラブラドールはダメで、ゴールデンは大丈夫。

 

似たようなフォルムなのに何処で見分けているかは不明です。

 

ソフィは中でも大人しい子でよく飼い主さんとボール遊びに興じている姿を見かけました。

 

現在の住まいはトイドッグが中心ですが、あの辺りは大型犬率が異常に高かったですね・・・・住宅事情でしょうか?

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 画用紙 A5サイズ


 「似顔絵 妙子」

 

この頃人物を描く練習のため、色んな方にお願いして似顔絵を描かせて頂いた。

その中でも一番気に入っていたモデルが彼女。

 

彼女は特別華やかな人ではなかったし、顔の造形だけならもっと美しい人もいる。

 

 

だが、彼女のように古来の日本人女性にあったような慎ましやかな美しさを持った人は中々いない。

 

彼女には控えめながらいつも内側からさす光のような透明感と力強い美しさがあった。

 

 

そうゆう表面だけではない、内面からにじみ出る空気みたいなものを再現するのが・・・・絵の醍醐味だと思います。

 

・画材:スタビロ水彩色鉛筆 画用紙 A5サイズ



「似顔絵 長谷川姉妹」

 

似顔絵シリーズで知人のお子さんを描いてみました。

実はこの子らがお腹の中にいた頃からの付き合いです。

 

生まれた当時はまだ漫画やイラストを描いていて、古いベビーベットに可愛い動物のイラストを描いてあげた事がありました。

 

そんな子らを絵画に戻ってきてから描くことになるとは。

もう随分と会っていませんが、お姉ちゃんのほうはそろそろ高校生でしょうか?

子供の成長と並べて月日を考えると、いかに自分が長い間紙の前で右往左往しているか身にしみます。

 

・画材:スタビロ水彩色鉛筆 画用紙 A5サイズ

 


「チンチラ アトレイユ 遺影肖像」

 

当時住んでいたアパートの階下で飼われていた老猫です。

 

おもえばこれが一番最初の遺影肖像の依頼でしたね。

やはりまだまだイラストっぽさが抜けない感じがします。

 

まぁご依頼主さんは私の絵が・・・・というよりも、人見知りのアトレイユがいたく私をお気に入りだったのと、先に他界した猫が我が家の猫と瓜二つだったので頼んで下さったようです。

 

ちょうど桜の季節でしたので、散った桜がまた来年咲くように、また出会いがあるように桜の花を添えました。

 

猫もまた人とは切っても切れない縁があるのです。

 

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 アルシュ水彩紙 B4サイズ