2010年作品解説 1

 ここでは、2010年に製作した作品群の解説をしています。

 

「作品だけ見たいよ!!」という方はgalleryページへお願いします。

 

 

 

この年のトータルの印象というか思い出としては・・・・今の作風が完成した事ですね。

私的に色々と思う事があり、それを通り過ぎて制作にかかると・・・・こうゆう風になっていたという。

 

それが面白かったのか、それとも初の個展が決まったからなのか・・・・・私にしてはハイペースで制作しておりました。

そんな訳で数回にわけて作品解説をしようと思います。

 

 

 

この作風の変化について色々と考察なさる方が希にいらっしゃいますが、絵の仕事についての姿勢が変化するような出来事があったわけではありません。

 

まぁイラストから絵画への移行を決めて3年目くらいに当たりますので、私的な出来事と頭の中の作風が形になる時期がたまたま重なっただけだと思います。

 

「石の上にも3年」という言葉もありますが、それは制作の上においてでも同じく。

 

そして絵描きの道というのは更に一生続く試行錯誤の道であります。


「女王陛下の午睡」

 

今の作風になって一枚目というか、これを描き上げた時、なんとなくこの画風で固定したという感じです。

 

モデルは我が家の愛猫カダル。

 

残念ながら2015年に他界してしまいましたが、小さい頃より大変愛らしい顔の猫でした。

そのせいか・・・少し気位が高く神経質で我が家では最初から最後まで「女王陛下」です。

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 アルシュ水彩紙 B4サイズ


「ヘビー級」

 

これも我が家の愛猫がモデルですが、野良上がり未去勢の猫でして・・・・保護当時からとにかく大きい猫です。

 

 

 顔の造形としては少しシャムが入っているようで「ハバナ」という品種に近い姿です。

 

我が家では他界したものも含めトータル3匹飼っていますが、彼は中でも特別青光りする美しい黒の毛皮をしています。

 

まぁ・・・・大分デブなんですけどね。

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 アルシュ水彩紙 B4サイズ


「ごちそうさま!」

 

猫ばかりの家の中、肩身狭そうに暮らしている愛犬がモデルです。

 

猫にえさを取られても怒れないほど気弱な彼女の楽しみは、私が食べた後のプリンやヨーグルトの容器を舐めること。

 

ちなみに犬というのは嗅覚が優れているので、少しの量で大変な満足を得られるそうです。

 

 

 

我が家の犬も・・・・容器の底に少し残ったものを舐めて・・・・さもバケツ一杯食べたかのような顔をします。

 

 

この絵の原画は残念ながら既に手元にないのですが、密かに買い戻したいと思っている一枚です。

 

持ち主さん何処にいらっしゃるんだろう。

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 アルシュ水彩紙 B4サイズ


 

「子猫ポッチ」

 

かつて我が家で保護した子猫がモデルです。

 

名前の由来は母猫(ノラ)がハチワレの猫で私が勝手に「ハッチ」と名づけていたから・・・・「ハッチポッチ」でポッチなのです。

 

 

制作は里子に出てからですが、部屋の窓から見える空をポッチも新しいお家で見ているのだろうかと考えながら描いていたものです。

 

「一枚の絵と対話する」というのは、そうゆう事も含まれるのだと思います。

 

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 アルシュ水彩紙 B4サイズ


「布団のまにまに」

 

これもかつての愛猫と保護猫ポッチの絵です。

 

この左の愛猫も既に他界しているのですが、やんちゃな割には私が次々と拾ってくる猫をそれなりに面倒見ていました。

 

中でもポッチの面倒はよく見ていたので、一緒に描いたものです。

 

 

・画材:ホルベイン透明水彩絵具 アルシュ水彩紙 B4サイズ